タイ語とは

タイ語とは、タイ国の国語です。広い意味では、インドシナ半島に広く分布するタイ系の諸民族の話す言語を含めることもあります。タイでは、タイの首都であるバンコクを中心とするタイ中部地方で話されている言語が標準語とされています。標準語の他には、北部方言、東北地方方言、南部方言があります。タイ語は、13世紀に考案されたと言われるスコータイ文字から発展したタイ文字で表記されます。タイ文字は、インドの諸言語の文字との共通点か多くあります。音声としては、単音節の短い単語が中心ですが、他音節の単語も相当数あります。語順としては、英語と同じく、SVO(主語+動詞+目的語)の語順です。日本語は、SOV(主語+目的語+動詞)の語順です。文法要素の間の関係は、主に、文中の単語の位置関係によって決まります。タイ語の単語の多くは、サンスクリット語、パーリ語、クメール語からの借用語(外来語)です。近年は、英語からの借用語(外来語)も増えています。もちろん、日本語における、「やまとことば」の様な、タイ語本来の単語もあります。タイ語では、日本語が音のみを日本流に解釈して取り入れているのに対して、元の言語におけるスペルの名残をとどめようとする所に特徴があります。中国語、および、ベトナム語と並ぶ声調言語であり、5つの声調があります。同じ子音と母音の組み合わせの単語でも、声調が異なることにより違った意味となります。中国語起源と思われる単語も多くあります。敬意を示す単語を用いることによる敬語体系も発達しています。ただ、タイ語における敬語では、日本語や韓国語の様な、文法変化による敬語はありません。単語や文は、分かち書きをしないで、左から右に書きます。文の切れ目には、スペースを入れます。過去や未来の時制を表現するには、過去や未来を表す助動詞を、動詞の前に付けることによって表現し、動詞自体の形は変化しません(このため、タイ語は、膠着語に分類されます)。タイには、多くの日系企業が進出しており、タイ語を専門とする翻訳会社や、タイ語英語の学校も多くあります。


タイ語 通訳