• ホーム
  • タイで人材紹介会社を使って現地人を雇う!給料の相場知識

タイ・ベトナムの人材紹介会社を使った場合、人件費してはどれくらいかかるのでしょうか。タイ・ベトナムで現地人を雇った場合の給料の相場を把握しておくことは必要でしょう。タイ拠点とする人材紹介会社を利用すると人材を確保しやすいです。いくつかの人材紹介会社に相談してみると分かると思いますが、必ずしも安いものではありません。相場としては年間で7,000ドルくらいかかると言われることが多いです。日本に比べれば安いですが、ASEAN諸国の中では最も高くなっています。経済の好況が人件費を高め、さらにそれが経済を牽引すると言った好循環になっていると考えられます。タイ・ベトナムでは都市によって最低賃金が定められていますから注意が必要です。最低賃金は政府が定めていますが、定期的に変更されています。古い情報を参考にするべきではありません。常に最新情報をチェックしましょう。

タイ・ベトナムは、ASEAN諸国の中では比較的発展した地域の一つだと考えられます。経済も好調ですし、労働力が不足しているという点にも注意しなければなりません。労働力が不足し、国外の労働者に頼っている部分もあります。そのために、最低賃金よりも高く設定しないと労働者が集まらないといった現象も起きています。たとえば、労働環境が悪いと、雇ってもすぐにやめてしまうと言ったこともあります。募集活動を行っても、採用の意思決定が遅かったために雇えなかったと言うこともあるそうです。定着率が低いという点も考慮しておかなければならないでしょう。労働市場の需給を考えれば、賃金を上げれば人が集まると考えるのは自然なことですが、労働環境によって異なるという点に注意が必要です。いわゆる3kの職場は嫌われています。高い賃金と優れた福利厚生を提示することは必要ですが、しかしそれだけで良い人材が集まるわけではありません。タイ・ベトナムではすでに少子高齢化が始まっていて、労働力の供給が減るとともに需要は高まっていますから、人材の確保は難しくなってきたと考えられます。

ここで注目されているのが国外の労働力です。カンボジアやラオス、ミャンマーなどの周辺国から流入した労働者を雇うことを検討することも必要です。現地の企業はもちろん周辺の労働者を採用していますが、最近では日系企業も周辺の労働者を雇うようになってきました。外資系企業が外国人を雇うのには法的な規制があります。人材派遣や業務請負という形で雇い入れるためには、タイの人材紹介会社を活用することが必要です。